麺屋KABOちゃん-“さりげない”のにじわじわ旨い! 大人の中華そば!!!

<KABOちゃん完全版>

前回の訪問で課題を残す結果となった
“麺屋KABOちゃん”。

スパイシー味噌中華そばを食べただけでは、このお店の真の実力は測れない。

そう感じて再訪を決めてからようやく行けたのは、5日後の金曜日の夜。
依然としてミステリアスな部分を持つこちらのお店の、
真の魅力に迫ることが出来ましたのでご覧ください!!

 

 

 KABOちゃん訪問 2日目

<2017年6月16日(金)訪問>
到着時間 19時30分

JR駒込駅-北口

KABOちゃん訪問 2日目。
金曜日夜の JR駒込駅 北口。

駒込の夜の訪れは早い。
まだ19時過ぎだというのに人通りは減り、みんな足早に帰宅の途に付く。

これならKABOちゃんも空いているかも!
筆者もつられて心なしか足早に。

 

 
亀の湯
亀の湯

銭湯 亀の湯が営業中でした。

日曜のお昼に通りがかった際に準備中だった亀の湯が営業中。
場所がら写真を撮ってると怪しまれそうなので、そそくさと通り過ぎる(汗)。
“李下に冠を正さず”だ。

 

 
しもふり銀座

夜の“しもふり銀座”のアーチ。

前回はサラッと通り過ぎるだけだったが、よく見ると立体感があって意外と凝った造りのようです。
ライトアップもイイ感じ。キャラクターの“しーちゃん”にもだんだん親近感が湧いてきた(笑)。

 

 
麺屋KABOちゃん-外観

麺屋 KABOちゃんに到着。

時刻は19時30分。外待ちは5名。

まあまあ空いてるなあ、ラッキー!!
外待ちの列に加わる、、、と、

アレッ!?
お店の中も外も女性ばかり!
そうか、夜の部だから“かき氷”がお目当ての女性客が多いのかなあ?
と思っていると引き戸がカラカラと開く。
 

店主
『本日の麺類の提供は終わってしまったんですよ』

筆者
『あっ、そうなんですか』

 
やってしまった(汗)。
KABOちゃんの営業おわってました。。。

夜の営業時間は18時〜21時までと思って油断していたが、結構早めに“麺切れ”になるんですね(涙)。残りの時間はかき氷のみの提供に。

店主のTwitterを見てみると、つい20分前に「麺類が全て売り切れとなりました」のツイートがあったばかりだった。
普段はどうなのかと過去のツイートを調べると、夜は19時から20時くらいで売り切れになることが多く、21時ラストまで開店している事の方が珍しいようです。
 

残念無念。。。
近日中にリベンジ訪問することを胸に誓い、気を取り直して別のラーメン屋さんを探すことに。

この日は結局、駒込駅近辺にある“麺屋ごとう”を訪れたのでした。




 KABOちゃん訪問 3日目

<2017年6月18日(日)訪問>
入店時間 13時・先客 1名。

滝野川

KABOちゃん訪問 3日目。
金曜夜から一日開いた、

日曜日のお昼。

前回の訪問では、
売り切れによるまさかの早仕舞い。
しっかりTwitterをチェックしていれば回避できたはずなので、今回は店主のTwitterを入念にチェックします。

よし!  Twitterに異常なし!!

 
この日の東京の最高気温は23℃。
雨の予報だがまだ降ってきてはいない。
これなら、お店まで歩いて行けそうだ。
折りたたみ傘をジーンズの後ろポケットにねじ込んで出発です。

筆者の自宅から駒込のKABOちゃんまでは、距離3km、徒歩40分の道のり。

 

 
都電-荒川線 都電-荒川線

途中、自宅とお店の中間地点の
都電荒川線「西ヶ原四丁目停留場」

都電荒川線は、
東京で唯一の都電で、三ノ輪橋~早稲田間(12.2km)を運行している。

利用する機会が無く乗り方すら分からないので調べてみると、乗り方や運賃の支払い方がバスと同じで「バスと電車のハーフ」のような乗り物でした。
 

“都電荒川線沿線のラーメン屋”を特集したら面白いかと思ってググると
すでにやってる人がいました(笑)。

 

 
しもふり銀座

“しもふり銀座商店街”のアーチが見えてくる。

3回目ともなると、自宅〜駒込 間は地図を全く見なくても歩けるように(笑)。

今回、注文するメニューは決めている。
基本メニューのしょう油味、
“しもふり中華そば”を麺大盛りで。

この基本メニューで、
前回のスパイシー味噌では分からなかった部分を詳しく掘り下げてレポートしたい!!

お店に近づくにつれて期待が高まります。

 

 
麺屋KABOちゃん-外観

麺屋 KABOちゃんに到着。

日曜日のお昼で、時刻は13時。
外待ちの行列は無くそのまま入店します。

 
お店に入ると先客は1人。
今回は空いているのですぐに注文を取ってくれた。

しもふり中華そば 750円+麺大盛り 100円を口頭でお願いする。
 

そして
待つこと 5分で、、、

 

 
麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

<1番人気 基本のしょう油>
しもふり中華そば(麺大盛り)
の提供です。

前払い制ですので、
前回同様に提供のタイミングでお金を支払います。

 

 
麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

透明度の高い澄んだ清湯醤油スープに、やや多めの鶏油。

これぞしょう油ラーメン
という美しいルックスで食欲が湧いてくる。

トッピングは、
豚バラ・鶏ムネ・メンマ・ネギ2種で
スパイシー味噌と同じラインナップ。

唯一違うのは小さめだが海苔が2枚乗っているところ。

 

 
麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

ここまで読んでくださった
読者の皆様ならもうお分かりだろうが、
“しもふり中華そば”と言っても

霜降りのお肉がトッピングされているわけではない(笑)

お店のある“しもふり銀座商店街”を冠したネーミング。

店内のメニューでもこれを
“基本のしょう油味”と紹介しているので
お店を代表する味と見て間違いないでしょう。
 

 

麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

スープは、“丸鶏”と“魚介”のWスープ。

これが、ウマい!!!!

鰹(カツオ)の出汁がやや立っている印象で、丸鶏の風味があとからフンワリ追いかけて来る。さらに昆布と椎茸の乾物系の出汁が下支えしているので、あっさりしているのに単調にならない。

味わい深いスープです

 
そしてカエシは、濃口・薄口・生醤油を使用しながらベストなバランスに仕上げ、それを “クッキリ” 効かせる事により “飲んでいて飽きのこない” 醤油スープを実現。

 

 
麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

麺は、凪製麺の
低加水の中細ストレート麺

スパイシー味噌と同じ麺ながら、前回は感じられなかった麦の香りを色濃く感じることができた。

カレー味のスープではスパイスに気を取られて詳しい麺のディテールが分かりませんでしたが、
 

実はコレ、
メチャ旨の麺でした!!

 
綺麗に整った四角の麺は、
エッジが立っていてきめ細やか。

表面がツルツルしながらも、
加水率がやや低めに抑えられているので歯切れが良い。

 
そうかと思えば、
低加水麺でよくあるボソっと感は皆無で、
ハジケルような“ぷりっぷり”の食感が楽しめる!!!

これは、小麦の配合・かん水・加水率などの絶妙なバランスによって生み出される、麺のマジックだ!!

 
前回の時点でも美味しく感じられた麺だが、あっさりしょう油に合わせた時に
抜群に真価を発揮する麺でした。

 
うーん、
凪製麺って太麺インパクト押しの印象でしたが勉強不足だった。こんな繊細な麺も作っているんですねえ!

 

 
麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

低温調理の鶏チャーシュー1枚

スパイシー味噌の時と同じ
鶏ムネのチャーシュー。

前回はスパイスに紛れて分からなかったが、実は芸の細かい工夫がされている。

その工夫とは、
ほのかに効かせた生姜。

 
元々フレッシュでクサみの無い鶏ムネ肉を使っていますが、
生姜を効かせることで、より
“新鮮さ”が引き立って美味です!!

 

 
麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

豚バラのチャーシュー2枚

外はしっかり焼きが入っていて香ばしく中はやわらかジューシー。

 
美味しいチャーシューには違いないが、
スパイシー味噌の時には感じなかった
脂身のクドさが出ている。

カレー味のスープの時には美味しく感じた脂身の甘さだが、今回はやや邪魔に。

このあっさりしょう油のスープには、
赤身主体のさっぱりチャーシューの方が合うんじゃないかなあ。

少なくとも筆者はこの場合、
そちらの方が好みだ。

 

 
麺屋KABOちゃん-しもふり中華そば

短冊切りのやわらかメンマ

小さいが7〜8本入っいて食べ応えアリ!!
柔らかくて美味しいメンマです。

 

 
筆者の後に常連客が入店

スーッと入って来てカウンターの丼を片付けるのを手伝いながら流れるように注文。

『冷たい味噌お願いね!』

これは店主がTwitterでつぶやいていた“冷やし味噌油そば”のこと。店内には貼り出してなかったので、Twitterをチェックしている人しか知らないメニューです。

食べながら左耳をダンボのようにして聞き耳を立てていると、
話題は先週木曜日にKABOちゃんに入った取材の話のようだ。

調べてみると内容は以下の通り。
 

<番組名と放送日時>
フジテレビONE
“ラーメンWalkerTV2”

6/22(木) 11:30~11:45
6/27(火) 11:50~12:10

乃木坂46 川後陽菜さんゲストで放送。

CSが観れるという方はぜひどうぞ!!
ちなみに、
筆者はCS放送見れません。。。チーン。

 

あと、
前回のレポートでは、ご主人は荒川良々さんっぽいとの報告をしましたが常連客と話しているのを見ていると、
堀江貴文(ホリエモン)さんの方に近かったです(笑)。
訂正してお詫びいたします。

 

『ご馳走さまでした。』
  美味しくいただき完飲完食!!

 

前回の教訓をいかして食べ終わった丼を店主に渡そうとすると、

店主
『そのままで結構ですよ!』

筆者 (こころの中で)
『、、、どっちやねん(笑)』

 

 

 まとめ

KABOちゃんに3日間に渡って訪れた今回のレポート。

1日目は、
TRY認定の“スパイシー味噌中華そば”
2日目は、
麺類売り切れで振られる。
3日目は、
基本メニューの“しもふり中華そば”
でお店の魅力を再確認した。

食べて見聞きし感じたことを、
2つの要点にしぼって報告します。

 

<要点1>
“スパイシー味噌”と“しもふり中華” どちらがオススメか?

スパイシー味噌中華そばをオススメします!

実は、完成度で言うと“スパイシー味噌”よりも“しもふり中華そば(しょう油)”の方が高いと言える。

麺や具材などの仕様一式は、そもそもこのしょう油スープ用に開発されたもの。
その後、塩やスパイシー味噌のバリエーションを増やして行ったとすれば、しょう油そばの完成度が高いのは当然のこと。
 

しかし、
筆者がKABOちゃんを再訪した時に食べたいのは、断然スパイシー味噌中華そばの方ですね。

 
理由は、
しょう油の方は完成度が高いが似たラーメンが無数に存在する。

それに対して、

スパイシー味噌はここKABOちゃんでしか味わえないラーメンだ。

 
上記の事から、
頻繁にKABOちゃんに来れる人は、
しょう油→スパイシーの順番で、

1回しか来れないぞという人は、
スパイシーを選択する事をオススメします。

 

 
<要点2>
ぶっちゃけKABOちゃんに
実力はあるのか?

高い実力があると思います!

元はラーメンマニアだったご主人。

KABOちゃんの中華そばは、
初期段階に“ラーメン凪”の助けを借りているもののその後は、ほぼ独学で創り上げたと聞きます。
店主が修業をしていないお店のラーメンなので、変わり種はマグレでうまくいってもゴマカシの効かない王道のラーメンではボロが出るだろうという思いが正直あった。

しかしそんな筆者の見立てとは裏腹に、むしろ王道のしょう油そばの方が完成度が高いという検証結果となりとても驚かされました。

旨いラーメンを作るのに必要なのは、

修業期間の長さよりも、
本当に美味しいものを知っているかどうかに因る

ということなのでしょうか。
残念ながら筆者ごときのシロウトにその答えは出せない。

 

ただ、自分の仕事や身近な生活に “それを” 取り入れることが出来そうな気がして胸騒ぎを感じた。




麺屋KABOちゃん(めんやかぼちゃん)

住所:東京都北区西ヶ原1-54-1

営業時間:11:30〜14:00/18:00〜21:00
※売り切れ次第終了 夜の部を営業しない場合あり
※かき氷は、夜の部のみ提供

定休日:水曜日 + 月末の火曜日
※臨時休業・売り切れ等はTwitterで告知。