麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-チャーシューとワンタン

麺屋 悠 (めんや ゆう) – 味噌汁のような安心感!! 絶妙に “計算された” 味噌ラーメン!!!

<2017年11月8日(水)訪問>
入店時間 13時30分・先客 2名
 

 

今回の “東京ラーメンレポート” は、
昨年(2016年)に大久保に開業した

麺屋 悠(めんや ゆう)さんからお届けします!!!
 
麺屋 悠のご主人は、
“かづ屋” や “はやしまる” などの『たんたん亭系』の名店での修業を経て大久保の地にこのお店を開業した。
 
たんたん亭が得意とする『ワンタン入り』を継承しつつお店独自の味噌ラーメンを提供していると評判だ。
 
今回は評判の “味噌スープ” と “ワンタン” の両方が楽しめる『味噌肉ワンタンメン』にターゲットを絞って、その詳細をレポートします!!
 
では、本編をどうぞ!!!
 

 

最寄り駅について

 
JR中央線
“大久保駅” 南口から徒歩2分
 麺屋悠-大久保駅-最寄り駅

静かな雰囲気の “南口”
 
大久保通りに面するにぎやかな北口に対し南口は “ヒッソリ” と静まり返っている。

しかし筆者にはこちらの南口の方が馴染み深い。なぜなら、、、ラーメン屋さんがあるから!  付近には『らーめん 五ノ神製作所』『らーめん大』などの面白いお店があります。

 

食味鮮-大久保

この辺りの地域は “百人町” の南端に位置しています。
気をつけて見ているとすれ違う人の7割が外国人!!  新大久保よりは韓国色が薄れているがアジア系の外国人がとても多い。
 
中華料理屋も、なんだか妙に現地っぽさが出ていますね(笑)。

 

 

店舗の外観・環境

 
麺屋悠-大久保-外観
麺屋悠-大久保-外観 麺屋悠-大久保-外観 麺屋悠-大久保-メニュー
※画像は全て拡大できます。
麺屋 悠 さんに到着です!
 
黒を基調とした落ち着いた外観
お店の外観は良く言えば落ち着いているが、悪く言えばちょっと地味(笑)。
筆者は、店先にある『赤いのぼり』を見つけて辛うじて通り過ぎなかった。
 
隠れ家のような佇(たたず)まい
JR大久保駅からは5本の通りが南に向って走っている。お店のある通りは専門学校や中小企業の事務所が立ち並んで人通りもまばら。まるで『隠れ家』のようにひっそりと佇んでいました。

 

 

麺屋悠-大久保-外観-看板
 
“表札”のような看板

漆黒の壁に掛かるのは、家庭用の表札を少し大きくしたような木製の看板。
居抜きでの開業だったのかな? 後付けしたようにも見えます。派手な看板を掲げないところが、どこか奥ゆかしい!
 
▼看板の下には雑誌の掲載ページが紹介されていました▼
 
麺屋悠-大久保-週刊大衆麺屋悠-大久保-ラーメンウォーカー
※画像は全て拡大できます。
 
“週刊大衆 2017年7月3日号”掲載
『味噌そば』が取り上げられています。
 
“ラーメンWalker東京2018”掲載
『ワンタンメン』が取り上げられました。

 

 

麺屋悠-大久保-TRYラーメン大賞
※画像は全て拡大できます。
 
“TRYラーメン大賞”でも入賞してます!
 
 <第17回 2016-2017>
『TRY新人賞 みそ部門 入賞』
 
 <第18回 2017-2018>
『TRY名店 みそ部門 入賞』
 
昨年の “新人賞 みそ部門” 入賞からそのまま今年の “名店 みそ部門” にスライド入賞!!  新人賞掲載から2年目掲載のハードルが高いTRYで見事勝ち残ったお店です!

 

 

麺屋悠-大久保-外観-メニュー
※画像は全て拡大できます。
お店のメニューが多め!!
 
店先のパネルには、沢山のメニューが所狭しと紹介されています。
油断すると “メニューの森” に迷い込んでしまいそうだ。気を確かに持たねば(笑)。

 

麺屋悠-大久保-つけそば4種類

つけ麺は “4種類” もある!!
『醤油・塩・味噌・辛味噌』の4種。

 

麺屋悠-大久保-外観-限定メニュー

さらに “本日の限定メニュー” まで!!!
この日の限定メニューは、“揚げネギ醤油そば” と “揚げネギワンタンメン” でした。

 

麺屋悠-大久保-外観-のぼり

“味噌そば” と “味噌ワンタンメン” が書かれたのぼり

のぼりを見るとお店でも『味噌そば』系を推しているようだ。
 
やはり注文すべきは、
“味噌肉ワンタンメン”で間違いなさそう!!

 
たんたん亭と言えば“支那そば”が有名ですが、やはり興味があるのはこのお店で独自に進化した “味噌ラーメン”。楽しみです!!

 

 

注文の仕方

 
券売機で食券を購入します
   店員さんに食券を渡して着席します。 
 
1) 半ライスが無料(平日限定)
食券を渡す時に『半ライスがサービスですが付けますか?』と聞かれます。
 
2) つけそば 麺中盛(1.5玉)が無料
つけそばの食券を渡す時に『麺中盛で』とお願いしましょう!
 

麺屋悠-大久保-券売機
※画像は全て拡大できます。
 
今回は少し贅沢をして、事前に調べていた
“味噌肉ワンタンメン 1,050円” を注文しました。
 
のぼりや店頭のメニューに記載されている “味噌ワンタンメン” と券売機に記載されている “味噌ワンタンメン” は同じもの。肉ワンタンが入ったラーメンです。やや紛らわしいので注釈として(笑)。

 

主なメニュー構成

 
  ラーメンは
『醤油・味噌・辛味噌』の3種

 
  つけ麺は
『醤油・塩・味噌・辛味噌』の4種

 

メニュー一覧

 
【ラーメン】
  支那そば・・・700円
  味玉そば・・・800円
  肉ワンタンメン・・・900円
  チャーシューメン・・・950円
  チャーシュー肉ワンタンメン・・・1,150円
  揚げネギ醤油そば・・・800円
  揚げネギワンタンメン・・・1,000円
 
  味噌そば・・・850円
  味噌肉ワンタンメン・・・1,050円
  味噌チャーシューメン・・・1,100円
  味噌チャーシューワンタンメン・・・1,300円
 
  辛味噌そば・・・900円
  辛味噌肉ワンタンメン・・・1,100円
  辛味噌チャーシューメン・・・1,150円
  辛味噌チャーシューワンタンメン・・・1,350円
 
  ラーメン麺大盛(1.5玉)・・・50円
 
【つけそば】
  つけそば(醤油・塩)・・・800円
  味玉つけそば・・・900円
  ワンタンつけそば・・・900円
  チャーシューつけそば・・・1,050円
  チャーシューワンタンつけそば・・・1,150円
  味噌つけ・・・850円
  辛味噌つけ・・・900円
  冷やしつけそば(夏季限定)・・・800円
  冷やしワンタンつけそば(夏季限定)・・・900円
 
  つけそば麺中盛(1.5玉)・・・無料
  つけそば麺大盛(2玉)・・・50円
  つけそば麺特盛(2.5玉)・・・100円
 
【トッピング】
  味付玉子・・・100円
  のり・・・100円
  メンマ・・・200円
  チャーシュー・・・250円
 
【ご飯もの・その他】
 半ライス・・・平日無料
 ライス・・・100円
 ミニあぶりチャーシュー丼セット・・・200円
 メンマ皿盛・・・300円
 肉ワンタン皿盛・・・300円
 チャーシュー皿盛・・・350円
 缶ビール・・・400円
 缶チューハイ・・・300円

 

 

席の配置・内装

 
カウンターはL字の7席
 
店内はコンパクトだが席の配置はゆったりめ!
 

▼店内見取り図を作成しました▼

麺屋悠-大久保-店内見取り図
※画像は全て拡大できます。
 
不思議に狭さを感じない
店内はとてもコンパクトですが不思議に狭さを感じません。これはカウンターに奥行きがあり段差がないフラットタイプの為だと思われる。カウンターは高級感のあるしっかりした造りで、木の材質にもこだわりを感じました。
 
職人の仕事を間近に見れる
目の前で臨場感ある作業風景を見ることができます。この日は店主のワンオペでしたがピーク時にはアシスタントが入ることもある。1ロット4杯。無駄のない動きでテキパキとラーメンを作るご主人。元気で丁寧な接客、ありがとうございます!

 

 

卓上調味料・備品

 麺屋悠-大久保-卓上調味料

卓上調味料は “ミル挽か胡椒” と “一味唐辛子”。箸はエコ箸で、レンゲはカウンターに備え付けられていました。
 
猫の爪楊枝入れが可愛い(笑)。

 

 

ラーメンの実食!!

 
麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン

麺屋 悠 さんの
“味噌肉ワンタンメン 1,050円”

程なくして、注文の品がご主人から丁寧に配膳される。丼の赤丸のデザインが目にも鮮やかだ!!

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-横

豪華な見た目のラーメン!
 
今回、ワンタントッピングにしたので具材に結構な迫力があります!
ランチにしては張り込んだが、値段に見合う内容であることは一目見て直感した。

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-トッピング説明

丼を覆い尽くす具材たち!!

とにかく具材の “種類と量” が豊富。丼を眺めているだけでワクワクしてきます!!
筆者は、醤油ラーメンは “シンプル派” だが、味噌ラーメンは断然 “具だくさん派” なのです。

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-チャーシューとワンタン

それにしても、
贅沢すぎるやろー!!!
 
あまりのシズル感に、
先に肉ワンタンとチャーシューを頬張りたい誘惑に駆られるも、危ういところで理性を保つ。
 
『そうだった。。。
ラーメンを十分に味わい尽くすにはそれなりの手順があるものだ。』

 
まずはラーメン全体の見た目から入り、立ち昇る香りを楽しむ。そしておもむろにレンゲを手に取りスープをゴクり。出汁やタレの余韻を確認しながら麺を一気にススル!!。。。トッピングを楽しむのはそれからだ。それからでも遅く無いんだ。
 
からくも立ち直ったので、
まずはスープからいただきます(笑)

 

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-スープ

◎ココがポイント!!
新しいのにどこか懐かしい!?
“計算された” 絶妙な味噌スープ!!!
 
Wスープ出汁と、甘めの味噌ダレ
ベースの出汁は、大山鶏やゲンコツなどの動物系と、鯖や宗太節などの魚介系を合わせたWスープ。
味噌ダレは、徳島の御膳みそに、八丁味噌、宮崎の麦みそをブレンドしたもの。
 
“家庭の味噌汁” を連想させる味わい
味噌ラーメンと言えば、味噌ダレの濃厚さを “ウリ” にしているお店が多いが、こちらの悠さんの味噌スープは全くコンセプトが異なる。あえて味噌ダレを利かせすぎず、家庭の味噌汁のような角の無い優しい味わいを実現。この絶妙なバランスが他にはない “新しさ” を感じさせつつ、日本人にとっての “懐かしさ” を呼び起こす。
 
香りと味と食感が幾重にもかさなる
このスープにおいては薬味の役割も重要。 薬味はネギだけでも『青ネギ・白ネギ・揚げネギ』の3種が入る。そして『黒ごま・ナッツ・柑橘の皮』が加わることでスープに豊かな趣(おもむき)を与えている。
飲み口がすっきりしたスープにも関わらず “コクと余韻” が楽しめる理由は、この “多重薬味” にあるのかもしれない。
 
優しい!
美味しい!!
幾らでも飲める!!!

 
次、そして次と飲みたくなる。なぜだろう。敢えて盛り込みすぎない余白部分がイマジネーションを喚起します。
 
十分に作り込んだ上で余分な物を引いていって完成された
“引き算のスープ”と言えるでしょう!!

 

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-麺

そして麺は、
“低加水 細麺ストレート”
<大栄食品、140g>
 
味噌には『多加水の太麺』を合わせるお店が多い中、こちらの悠さんでは 『低加水の細麺』をセレクトしている。
低加水麺特有の “パツパツ” とした食感で歯切れが心地いい!!
さらに、細麺が毛細管現象でドンドンスープを持ち上げていく!!!
 
郷愁(きょうしゅう)漂う味噌スープに、
現代風(いまふう)の麺を合わせる辺りに

 
並々ならぬセンスを感じました!!!

 

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-ネギと海苔

海苔に “香味油” がひとふり!
ただの海苔かと思ったら香味油のひと工夫が。見えないところの仕掛けがニクイ!!
 
メンマは “シャッキシャキ”
薄味で素材の風味を活かしたメンマ。
食感はシャキシャキだが柔らかさもある。

 

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-チャーシューとワンタン

満を持して “肉ワンタン” に取りかかる!!
 
スープと麺を一通り味わった所で、お待ちかねの “肉ワンタン” に取りかかる!!
“つやつや” した皮に “ぷっくり” 盛り上がる餡。1、2、3、4個・・・何個入っているんだ(汗)。ボリュームもタップリです!!

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-ワンタン

◎ココがポイント!!
肉汁溢れるワンタン!!!
 
このワンタンはまるで、
“肉汁を湛(たた)えた黒部ダム”

 
口の中に頬張ってひと噛みすると中の肉汁が堰(せき)を切ったように溢れ出す。
さらに、皮が持ち上げて来たスープと中から出る肉汁が “こんにちは”。えも言われぬハーモニーを奏でます! そしてしっかり目に効かせた生姜が全体を引き締めて余韻に深い奥行きをもたらしている!
 
正解だった。
今日に限っては贅沢を選択して良かったと心から思う!!

 

 

麺屋悠-大久保-味噌肉ワンタンメン-チャーシュー

炙ったチャーシューが “香ばしい”
 
チャーシューは、サイズこそは大きくないが厚みがあって食べごたえあり!
使用しているバラ肉は質が良く、噛むと肉の旨みが “じゅわ〜” っと出て来ます!
バーナーで炙っているので “上品でスモーキーな” 香ばしさを楽しめる。

炙ることでさらなるメリット!
脂身が焼けることで “脂の甘み” を引き出しクセになる味わいに仕上っていました!!

 
    大満足のうちに完飲完食!!
『ご馳走さまでした!』

 

まとめ

 
“職人技による繊細な味を堪能できるお店”
 
筆者から見たご主人はまさに “燻し銀” の職人だった。
 
この日は満席ではなかったが、筆者の後に3名のお客が立て続けに入店。
店主が真剣な表情で次々に作業をこなす。
これだけの腕があれば大きなお店を持てそうなものだが、ワンオペで “7席の小さなお店” を切り盛りするご主人は、よほど堅実な方だとお見受けした。
ラーメン店の経営ってやっぱり奥が深い。
 
麺屋 悠の “味噌そば” は、
様々な薬味を駆使しし『デコラティブ』なのにどこも省略するところがない、完成度の高いラーメンでした。
 
そして新しいのに懐かしい。
お袋の味噌汁のようなホっとする安心感。

“お味噌れしました”

 

さて次回の東京ラーメンレポートは、
『旧ラーメン二郎系』の行列店

“ラーメン富士丸 神谷本店” のレポートをお届けします!
 
王子神谷では極寒の中での行列待ちに!!
果たしてレポートは成立するのか!?

 
ぜひご期待ください!!!

 

麺屋 悠 (めんや ゆう)
 
住所:東京都新宿区百人町1-23-11 土田ビル別館1F
 
営業時間:
[月~金]11:30~14:00/18:00~20:30
[土・祝]11:30~15:00
 
定休日: 日曜日